「家庭教師とは?どんな仕事・アルバイト?」
「家庭教師をするメリットは?気をつけることは?」
「オンライン家庭教師って何?」
「時給はどれくらい?」

家庭教師を始めたいけど、いろいろ種類があったり、何をすれば良いのか分からないですよね。
このページでは、「家庭教師になりたい・始めたい」教師の方向けに、家庭教師の概要についてまとめました。

​目次:家庭教師について

1.家庭教師とは

2.家庭教師に向いている人

​3.指導形態

   メリット・デメリット

4.家庭教師のはじめ方

  1. 契約の種類
  2. メリット・デメリット
  3. まとめ

5.さいごに

​項目をクリック、またはタップすると、該当箇所へジャンプ出来ます。

​家庭教師とは​​

家庭教師とは、ご家庭から依頼を受けて、その家庭のお子さまに勉強を1対1で教える人のことです。

お子さまは主に、小学生から高校生です。家庭教師には、主にお子さまの学力を向上させることが、求められます。

​あなたの好きな指導方法で、生徒の学力を向上させ、一緒に志望校合格を掴み取ってください。

​家庭教師に向いている人

「人に物事を教えることが好きな人」

「子供が好きな人」​

「向上心のある人」

「時給の高い仕事を好む人」

この中の1つにでも当てはまる人は向いている可能性が高いといえます。

詳細な中身を説明していきます。

人に物事を教えることが好きな人

家庭教師の仕事は、生徒に勉強を教えることです。また、勉強以外の、友達関係や恋愛、大学のことなども話します。基本的に、人に物事を教えることが好きな人は、とても向いているといえます。

②子供が好きな人

生徒は小学生〜高校生です。子供が好きな人からすれば、とてもかわいらしい存在になるでしょう。そのような方は仕事に対するやりがいが感じられ、結果も自ずとついてくる傾向がありますので、向いているといえます。

③向上心のある人

家庭教師をしていると、説明力が格段に向上します。なぜなら、「生徒の分からない部分が何かを正確に見抜く」「イメージしやすい具体例」「あらゆる角度からの説明」など、あらゆる事象を考える必要があるからです。

「自分だけが分かる」と「誰にでも分かるように説明ができる」はまったく違います。

説明力が向上すると、就活の場はもちろん、社会に出たときに大いに活躍します。「誰にでも分かるように説明ができる人」が圧倒的に少ないからです。

これらのことから、向上心のある人には、とても向いているといえます。

時給の高い仕事を好む人

家庭教師のお仕事は、なんといっても時給が高いです(詳しい相場はこちらから)。

これは、家庭教師をすることができる人は限られている家というところからきています。家庭教師をするためには、ある程度の学力・教養が必要だからです。


指導形態

指導形態には、ご家庭へ直接訪問してもらう対面家庭教師と、インターネットサービスを用いて、リアルタイムで授業を行ってもらう、オンライン家庭教師が存在します。それぞれのメリット・デメリットを述べていきます。

▶︎メリット・デメリット

①仕事の量

対面<オンライン

対面:教師の方が通うことのできる範囲での案件

オンライン:インターネットを利用して全国から案件

②教師の方への対応

対面:「部屋の片付け」「授業の合間にお茶菓子を出す」など

オンライン:不要

③授業の行いやすさ

対面:教師の方の移動距離に依存

オンライン:インターネット接続状況に依存

オンラインでは、Wi-Fiの接続が悪いとき、声がうまく伝わらないことがあります。

その反面、パソコンやタブレットを用いて自室で授業を行うことができるので、対面の訪問形式とは違って、22時からでも授業を始められる場合もあります。

④料金

(対面=オンライン)

授業料金はほとんど同じで、交通費の違いがある程度です。

⑤信頼関係

(対面>オンライン)

定期的に顔を合わせて話すので、対面の方が安心感があります。

⑥生徒の指導・管理

(対面>オンライン)

オンラインでは、見える部分が画面に映っている範囲なので、指導・管理は、対面の方が行いやすいです。


家庭教師のはじめ方​​

家庭教師の案件を探して契約する方法は二種類あり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

▶︎契約の種類

①個人契約

家庭教師の方が、ご自身で専用のアプリや掲示板で、プロフィールなどを登録します。

そして、親御さまから指名をいただき、直接契約をする方法です。

②家庭教師派遣センター

家庭教師派遣会社に登録して、案件を紹介してもらい、会社を通じて契約する方法です。

▶︎メリット・デメリット

①融通のききやすさ

(個人>派遣センター)

授業日程の変更や、テスト前の授業追加、多少の授業の延長など、個人の場合は親御さまとのやりとりで大丈夫ですが、派遣センターの場合は逐一報告しなければなりません。

②仕事のはじめやすさ

(個人<派遣センター)

派遣センターに登録していると、案件が発生すると紹介してもらえますが、個人の場合は自分で案件を取る必要があります。

③時給

・個人契約:自分で決められる

・派遣センター:会社が決める

派遣センターの場合は、会社が決めた時給で仕事を行うことになりますが、個人の場合はなんと、自分で設定することができます。

また、派遣センターは仲介手数料や高額な教材をご家庭が負担するので、家庭教師の方への時給設定は、実際に親御さまが支払われている金額の40〜60%ほどになります。

下図に時給の相場を記載いたします。かてきょの森が独自にまとめたものですので、参考程度にしてください。また、プロ*の場合は金額が1.5倍〜になります。

​*プロ:企業によって様々ですが、一般的に歴3年以上のことを指します。

④トラブル

・個人契約:自己解決

・派遣センター:会社が間に入ってくれる

トラブルが発生したときや、不平不満がある場合、派遣センターの場合は会社に仲介してもらえますが、個人の場合は親御さまと話し合って、自己解決しなければなりません。

​​

▶︎まとめ

【個人契約】

時給を少しでも高くしたい自分でいろいろ決めたい

【家庭教師派遣センター】

初心者・何もかも会社に任せたい方


さいごに​

家庭教師とは、生徒にとって家族ではない「兄・姉」のような存在です。

勉強を教えてもらうことはもちろん、友達関係や進路、時には恋愛相談も出来ます。

特に大学生活の話や研究の話などは、生徒の勉強のモチベーションを向上させ、さらにはお子さまの抱えるストレス解消にも繋がっているようです。

あなたの体験談で、生徒のきっかけを作ってあげてください。

さぁ、あなたを待ち望んでいる生徒のもとへ!